こんにちは 荒蒔です。
毎日の業務 お疲れ様です。
インフルエンザとお聞きして、
どうしても、冬の時期というイメージがあります。
しかし、インフルエンザは、1年中なる病気とご存知でしたか?
1度ブログでもお伝えしましたが、
9月に公立小学校で、
都内では、インフルエンザによる学級閉鎖がありました。
関連記事:9月なのにインフルエンザで学級閉鎖!!
最先端の研究によると、インフルエンザは、
湿度が高くても、感染力は変わらないという報告があります。
どのようなことか?見ていきましょう。
インフルエンザは、 一年中かかります
インフルエンザは、一年中起こります

ほかにも、幼稚園、小中学校でも、学級閉鎖があり、
インフルエンザは全国に広がっている模様です。
今年は、去年に比べて、2、3ヵ月流行が早まっています。
とあるクリニックでも、9月中旬と10月1日に、ひとりずつ、
インフルエンザの患者が出たようです。早いですよね。
インフルエンザは、気温と湿度が低い真冬の病で、湿度が高いと、
ウイルスの感染力は下がると、今まで言われてきました。
しかし、最新の研究によりますと、
湿度が23%、33%、43%、55%、75%、85%、98% の7段階でも、感染力は弱まらなかったそうです。
それにより、インフルエンザは、空気が乾燥した真冬の病気ではなく、
一年中、いつかかっても、おかしくない病気といえますよね。
ただ、真夏に流行らないのは、湿度が高いと人の喉にある、線毛が活発に動いて、
インフルエンザウイルスが入ってきても、体の外に出してくれるからです。
また本年、インフルエンザには、もうひとつの新しい事実がわかりました。
最新の研究では、インフルエンザの患者142人から呼気(吐く息)を集めて、
分析したところ、咳やくしゃみをしていない患者さんでも、
約48%の方が、インフルエンザウイルスに、感染していたことがわかりました。
ほぼ、半分てことですよね。
今までは、インフルエンザは、咳やくしゃみによる飛沫(ひまつ)感染や、
接触感染によって感染するという考えでした。
しかし、最近では、
本当は、インフルエンザが、空気感染しているのではないか
とも言われております。
インフルエンザは接触感染もあるため、空気感染は低い

飛行機の中に、ひとりのインフルエンザ患者がいて、その周囲の人だけでなく、
遠く離れた席の人にも、感染したという報告があります。
その一方で、手洗いのドアなどでの、
接触感染もあるため、空気感染は低いと思われいました。
現在まで、インフルエンザは、真冬の病気と思われていたので、
この時期に、高熱が出て病院に行っても、
医者も患者もインフルエンザだとは、誰も思わなかったそうです。
とある病院で、9月来た患者さんが、高熱が出たので、
診断したところ、副鼻腔炎(ふくびくうえん)だと言われたそうです。
以前、副鼻腔炎になった事があるからです。
その上、炎症を抑える薬をもらいましたが、1週間たっても、
まだ38〜39℃の熱があったまま。
そこでまた、良く調べたところ、インフルエンザをこじらせて、
すでに肺炎になっていました。怖いですよね。
もうひとりの患者さんも、熱が出たので、病院に行ったら『風邪です』と言われて、
解熱剤と抗生物質をもらいましたが、効果はなく、まだ熱が下がらなかったので、
インフルエンザの検査をしたら、陽性でした。
このように、秋に、インフルエンザが流行っております。
秋でも、帰ってきたら、手洗いうがいはきちんと行いましょう。
また、マスクも忘れずに。
