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こんにちは 荒蒔です。

毎日の業務 お疲れ様です。

みなさま、『インフォームドコンセント』てご存知ですか?

『インフォームドコンセント』とは、

医師が、侵襲的な検査や治療を行う前に、患者さんに対して、

その内容を説明し、

判断能力のある患者から自主的に、許可を得なければならない行為の事です。

病院内でも、『インフォームドコンセント』という言葉が、

徐々に浸透しつつあります。

患者さんに対して、治療に関する、

コミュニケーションの充実を図る、医師の方が増えています。

しかし、ただ静かに「はい」とだけ答える患者さんもいます。

意思が手応えを、感じられないケースもあるようです。

そこで今回は、

黙っている、患者さんを理解するためのコツをご紹介します。

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患者さんの心の声を聞くコツとは

無言の患者さんの空気を読み解くコツ

きちんと言うことを聞いて、

指導にしたがってくれる患者さんは、

医師・看護師さんにとってありがたいものですよね。

ただし、ほとんどの患者さんは、専門の医学を学んでいないため、

専門家である医師の言うことを「絶対正しい」と考えてしまう事があります。

治療法も薬も、医師が患者さんに、最も適していると判断したうえで選ぶもの。

しかし、患者さんは、医師が1つの疾患に対して、

たくさんの治療における引き出しを、持っていることをあまり知りません。

まずは、その「常識」の違いを覚えておくことが大切です。

治療がつらかったり、異存があったりしても、

「医師が決めたのだから仕方ない」と黙っているだけの患者さんを、

すべて、了承してくれているものと誤解してしまう場合があります。

そのため、副作用の回避や、他の選択肢がある場合は、

聞かれずとも簡単に説明し、さらに説明するなど、

「医師に意見を述べることは禁止事項ではない」

という空気作りも、押さえていきましょう。

知識からくる思い込みに惑わされないコツ

患者さんよりも医師の方が、知識があります。

ただし、患者さんと同じ病気にかかって、闘病したことがなければ、

病人としての経験値は、患者さんのほうが上だと言えます。

その点をふまえ、思い込みに惑わされないよう、注意することが大切です。

たとえば、「ありがた迷惑」という言葉があるように、

飲みやすいよう、

わざわざ工夫されている薬が、実は非常に飲みにくいということがあります。

口の中で崩壊するせいで逆に飲み下しにくかったり、

意図的につけられている甘みが不快だったり、

知識として蓄えた理屈に相反する実態は、

それを口に入れたことがなくては、決してわからないものです。

また、それでも「こういうものだから仕方ない」という自己判断をして、

黙っている患者さんが多いせいで、実態がなかなか医師まで伝わりません。

インフォームドコンセントを心がけようと思っても、

時間ばかりかかるわりに患者さんからの反応が薄いと感じた場合は、

一度、患者さんの立場で「常識の違い」を見つめ直す必要があります。

インフォームドコンセントで、しっかりと手応えを得ることができれば、

それまで以上に、患者さんにとって最善の選択肢を、

選んでいるという確信が持てそうです。

患者さんに治療への参加をさせるコツ

医師は、医療の知識は高いですが、病気にかかっている、

患者さんが体験している、

現状の把握については、患者さんからの説明や、報告も非常に重要となってきます。

同じ病気であっても、患者さんは一人ひとり異なり、

しかし、患者さん全員が、そのことを理解しているわけではありません。

インフォームドコンセントの一環として、たくさんの患者さんは、

「みんな同じ道を通る」「言わなくても先生はわかっている」と思ってしまっています。

「先生は忙しそうだから話しかけづらい」

「症状を言い表すのは難しくて面倒」

「文句を言っていると思われたくない」など、遠慮してしまう場合があります。

そこで、患者さんに治療への参加を促すため、

患者さんの質問や報告は治療を進めるうえで重要です。

たとえ実際はそうでない場合でも、

「自分の患者さんはみんな治療に参加している」ということを、

積極的に伝えてみるのも、ひとつの方法であり、大切なことです。

患者さんの話の聞き方のコツとは

看護師さんにとって「聞き上手」は、

患者さんとよりよい、コミュニケーションをとるために重要なスキルです。

最後に、患者さんが「話をきちんと聞いてもらった」と感じられる、

上手な話の聞き方についてお伝えします。

オウム返し

一つは、オウム返しです。相手が話している内容を、

そのまま、もしくはまとめて伝え返すことで、

相手は「自分の話をきちんと聞いてもらえている」という満足感を得られます。

まとめて伝え返すときには、

「○○さんがおっしゃっているのは、つまり、△△(話の内容)ということでしょうか?」と、

要約して、わかりやすく伝えるのがポイントです。

あいづちとうなずき

二つ目は、あいづちとうなずきです。

話の区切りを目安に、ゆっくりとあいづちを打ったり、うなずいたりすることは、

「きちんとあなたの話を聞いています」という意思表示のひとつです。

「はい」「そうなんですね」などの短い言葉をはさみながら、

話に、関心をもっていることを伝えましょう。

誰でも、自分の話に真剣に耳を傾けてもらえたら、気持ちいいものですよね。

いかがでしたか?

患者の心を読み解くことは、とても難しいですよね。

しかし、心を読み解くことも、看護師さんの仕事です。

これらのことを意識し、「聞き上手」になって患者さんとの信頼関係を築きましょう。