近頃、最高気温が1桁が続き、ものすごく寒さを感じます。
皆様、『手洗い・うがいをしていますか?』
今日は、なぜ冬にインフルエンザが流行るのか?と言うお話です。
それは、
『インフルエンザウイルスが好む環境と
免疫力が低下する環境が真冬である事』
空気が乾かすしていると、鼻やのど、気管の繊毛運動が鈍くなり、
ウイルスが立入りしやすくなります。ある実験によると、
温度21~24度、湿度50%の環境での
6時後のインフルエンザウイルスの生存率は3~5%
だったのに対し、
温度7~8度で湿度を50%にすると
6時後のウイルス生存率は35~42%、
温度7~8度で湿度22~25%だとウイルス生存率は63%
という結果が出たそうです
つまり、インフルエンザは、
『低温かつ低湿度の環境を好んで、活発に活動する』
という特徴があります。
さらに、真冬になると空気が乾かすして、私たちの免疫力も低下する
事も、真冬にインフルエンザがはやるする一因になっています。
大まかに毎年、11月頃からインフルエンザの患者がポツポツと
現れスタート出来、12月から3月にかけて患者数が多くなり、
特に過去11年間のデータを見ると、1月下旬から2月上旬にかけてが
最も患者数の多々あるタイミングとなります。
皆さんも、「インフルエンザのトレンド頃合=真冬」という
心象があると考えます。
インフルエンザのきっかけとなるインフルエンザウイルスは、
A型、B型、C型の3つに分類されますが、
日本ではやるを起こすのはA型かB型です。
特にA型は変異株が多く、日本だけでなく世の中的なは
やるを引き起こす事もあります。
ただ、インフルエンザウイルスは、毎年ちょっとずつ
変異を繰り返し、遺伝子が移り変わりしていくんです。
特にA型インフルエンザのウイルスは、
変異を起こしやすいと言われています。
2012~2013年は、香港A型のインフルエンザウイルス
が猛威を奮いました。
それでは、 夏はインフルエンザにかからないのでしょうか?
それは、違っております。エアコンの普及により、
夏でも室内は低湿度になっていることが多いので、
以前よりもウイルスが生存しやすい環境になっているとも
考えられます。
このように、1年中ウイルスから逃れられません。
常日頃からの予防対策が大切です