こんにちは 荒蒔です
毎日の業務 お疲れ様です。
本日は、『サルモネラ菌感染』についてのお話です。
サルモネラ菌感染は、
例年7~9月の夏季がピークとなります。早速、見ていきましょう。
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生卵に要注意!?サルモネラ菌感染 食中毒の3原則
海外の生卵に要注意です

私も、海外旅行は何度も行きましたが、
けれども、ただひとつ食べられなくて、
相当残念だったものがあります。それは生卵です。
生卵を食べる習性は、ほぼ、日本独自と言ってよい文化なのです。
外国でも、新鮮な良い卵ょ~はどんだけでも売っていますが、必ずに生で食べてはいけません。
それは「サルモネラ感染」という食中毒になる、危険性が高いからです。
サルモネラ菌は、熱(75度以上)に弱く、
外国では加熱して食べる事が、前提で売られています。
鳥のお尻には、サルモネラ菌が豊富にいて、
そこから卵が出てくるので、外国の卵の殻には、サルモネラ菌がふんだんについています。
日本ではなぜ心配なしなのかというと、殻を整然と消毒してあるからです。
しかも、卵は多くの時常温で売られていますが、それは、冷やした様子から、
常温にした時に殻に水滴がつかないようにするためです。
水滴がつくと、殻に残ってしまった、サルモネラ菌が増殖しやすいからです。
しかも、若干でもひび割れがあると、
そこからサルモネラ菌が中に入る危険性があるので、そのような卵は提供されません。
このように日本は、かなり確かレベルが高いので、日本の市販の卵は、
99・9%以上平気です。とは言え100%とは言えず、菌が殻だけでなく、
卵の中にも潜んでいる場合もあります。
国内の食品プロが一度に大量の卵を使用し、更に割ってから、
数時以上加熱しなかったためサルモネラ食中毒が報告されています。
しかし、サルモネラ菌感染の危険性があるのは、卵だけではありません。
鶏肉、自家製マヨネーズ、豚肉、牛レバーといった食品のほか、
ペットを含む多くの動物(特にカメ)など広範囲で、
感染を、100%防ぐことは困難です。
サルモネラ感染(食中毒)の主な症状は、
腹痛、嘔吐(おうと)、下痢(ケースに粘血便)、高熱などです。
抵抗力の弱い人は敗血症という全身症状を起こし、重症化する事があります。
極めてまれですが、日本でも死亡した場合があります。
けれども、赤ん坊や抵抗力の弱い老人以外で、そこまで重症化する例は少ないと、
考えられており、あまり、難しく考えることはありません。
菌を殺す抗菌薬もあります。
食中毒の3原則

食中毒の3原則として
1.つけない!2.増やさない!3.やっつける!
この3つです。それぞれ見ていきましょう
1.つけない!
◎手の洗浄・消毒の徹底
手にはさまざまな菌やウイルスが付着しています。食中毒の原因菌や、
ウイルスを家庭では、食べものにつけないように、
次のような事を行った場合、必ず手を洗いましょう。
◎調理を始める前 ◎生の肉や魚、卵を取り扱う前後 ◎食卓につく前 ◎残った食品を扱う前 ◎調理器具は、使用する前と後に都度、洗浄・除菌
サルモネラ食中毒を予防するためには、
特に、生肉や生卵を扱った器具、容器、手指を、その都度、洗浄・除菌しましょう。
また、加熱しないで食べる生の野菜などに、
まな板や包丁の菌やウイルスが付着しないように、
使用する前と後は、
きれいに洗い、「キッチン用アルコール除菌剤」でこまめに除菌しましょう。
2.増やさない!
◎迅速な調理・提供と低温保存
細菌の多くは、高温多湿な環境で増殖が活発になりますが、10℃以下では、
増殖がゆっくりとなり、マイナス15℃以下では増殖が停止します。
食べものについた菌を増やさないためには、低温で保存することが重要です。
肉や肉や魚などの生鮮食品などは、購入後できるだけ早く冷蔵庫に入れ、
迅速な調理いたしましょう。
また、冷蔵庫に入れても、菌はゆっくりと増殖するので、早めに食べましょう。
3.やっつける!
◎加熱処理
ほとんどの細菌やウイルスは、加熱によって死滅します。
肉や魚はもちろん、野菜なども加熱して食べれば安心です。
特に肉料理は中心まで、よく加熱することが大事です。
鶏肉のサルモネラ汚染率は20〜30%と言われていますので、
特に鶏肉や卵は十分に加熱調理しましょう。
※中心部を75℃で1分以上加熱することが目安です。
皆様、暑い日が続きますが、食中毒には気をつけましょうね。
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