Pocket

こんにちは 荒蒔です。

毎日の業務 お疲れ様です

マスコミで、報道されている病院の個人情報漏えい事故としては、

一件あたりの漏えい人数が多い USB メモリの紛失事故事例が多いです。

しかしながら、職員が気付かない、

個人情報漏えいについての指摘事項が多くあります。

以前私のブログで、

病院内の個人情報の取扱についてべました。

それだけではなく、病院の中で、目を落としがちな個人情報がありますので、

病院で働いている、医師または看護師の方は、是非12のチェックしてみて下さい。

関連書籍

医療・介護における個人情報保護Q&A 改正法の正しい理解と適切な判断のために

「知らなかった」はもう許されない 個人情報保護法○と×

看護婦さんへ!?個人情報漏洩の12のチェック

1.個人情報保護方針の告知方法

病院にはやはり、患者の個人情報(氏名・年齢・住所・病状等)が、

様々な媒体(患者名プレート・紙の検査伝票・診察券・

レントゲンフィルム・パソコン等)で保管されています。

大多数の病院では、患者さんに対して個人情報の保護方針を玄関等、

患者に見えやすい位置に掲示し、告知を行っています。

ある病院では、患者さんにより深く理解を促すために、

個人情報の保護方針について、

どのように病院が、個人情報を利用しているかを、具体的にわかりやすく例示し、

患者さんへの広く知ってもらおうと、日々に努めています。

このような取り組みは、個人情報に対する病院の真摯な姿勢を表しているといえ、

患者さんに、安心感を与える取り組みです。

患者さんによっては、入院をしていることを知られたくない人もおり

外部の人が、入院してるかどうかを、

確認しないでほしいという、依頼している患者さんもおります。

このような取り組みも、患者に安心感を与え、より治療に専念できます。

2.ホワイトボード

ほとんどの病院には、ホワイトボードが設置されています。

ホワイトボードの記載内容は、

当日の検査・手術予定患者名・看護師の受け持ち患者名等です。

看護師として重要な情報ですが、病院の外からでは、はっきりと見えません。

だからといって、家族以外の人に入院を知らせることを、拒否している、

患者さんの名前が記載されていると、入院していることがわかってしまう恐れがあります。

また、「患者さんの名に、~様が無い」といったクレームが発生した病院もあります。

病院の外からは、読めない大きさの字で書いたとしても、写真をとって、拡大すると、

字が読めてしまう場合があります。

ホワイトボードは、外から見えない位置に、配置することが重要です

3.カウンター

関連画像

病院のカウンターに、「少しの間」だけと思い、個人情報が記載されている、

処方箋・検査伝 票・検体を置き、そのまま放置されている状況がよく見 受けられます。

カウンターには物が無い方が見栄えが良く、また、個人情報が漏れるというリスクも、

低減することができるため、カウンターには物を置かないことを取り決めるべきです。

カウンターの患者さんから見えない位置に、注意書きを貼り、

注意を呼び起こすことも、有効です。

4.診察券ケースの置き場所

診察券ケースをカウンターの上に乗せていたり、カウンター越しに、

見える位置に置いていたりする状況があります。しかしながら、診察券には、

患者の個人情報(氏名、性別、生年月日)が記載されていることから、

診察券ケースの設置場所は、外から見えない位置・向きに設置する工夫が必要です。

外部から見えない場所に、診察券ケースを置いたとしても、診察券は、日常業務で使う

頻度が高いことから、「何故このような不便な場所に置くのだろう」と、

カウンター近くの場所に戻される恐れがあります。

そのため、診察券ケースの置き場所がなぜ決まっているのか、ということを、

あなたの働いている方たちに、今、一度確認しておきましょう。

また、同じ病院内で診察券ケースの形態が違う場合や、診察券ケースに保管する病棟と、

カルテに挟んで保管する病棟があります。職員が異動した際に、戸惑いを無くすためにも、

ケース・保管方法は極力統一することが望ましいでしょう。

5.パソコン

関連画像

電子カルテシステムを、導入している病院の場合、

病院には、多くのパソコンが設置されています。

パソコンのディスプレイには、患者の個人情報が表示されることから、

ディスプレイの向きにも配慮が必要です。

また、パソコンの前から離れる場合はシステムからログアウトする、

もしくはパスワード解除が必要な、スクリーンセーバーの起動設定をすることも重要です。

これはログオフし、忘れたパソコンを他の職員が操作することにより、

その職員では、本来アクセスできない患者のデータを、見られてしまうことを、

防ぐ意味もあります。アクセス制限された患者のデータを見ることは、

個人情報漏えいにあたるため、注意が必要です。

6.ゴミ箱

どのゴミ箱に、個人情報が記載されている紙を捨てれば良いのか、

今日、配属された新人・中途採用者にもわかるようにしておかなければならない。

例えば、ゴミ箱に【個人情報を捨てるゴミ箱】である注意書きを貼り付けるのも、

一つの手段である。また、個人情報を捨てるゴミ箱の位置も重要である。

外部の人間が簡単に持ち出すことができないように、その動線から離すことが重要である。

ある病院ではカウンター下の、患者の動線から離れ、かつ目立たない場所に、

個人情報を捨てるゴミ箱を設置している。

7.メモ帳

「メモ帳」の画像検索結果

看護師さんが、患者さんの容態(血圧、体温、検査結果等)を書き留めるために、

メモ帳を利用する場合があります。人間の記憶は曖昧であり、メモを取ることにより、

誤った記憶を防ぐことから、メモ帳はどの仕事においても、必要不可欠です。

しかし、そのメモ帳が、雑な捨て方をされ、個人情報が見える場合があります。

病院内の中で際に、「自分で買ったメモ帳なので、自分で処分しています。」

と言う職員がいました。メモ帳には患者の個人情報が記載され、さらに、病状など非常に

患者さんにとって、マイナスな情報が多いです。

メモ帳は院外に持ち出さず、院内でシュレッダー処理し、もしくは、

溶解処理をするように徹底いたしましょう。

8.紙の再利用

病院内で時に、メモ書きの用紙として、何の紙を裏紙として、再利用していると思われます。

皆さん少しでも、コスト削減しようとしております。

しかし、まれにではありますが、検査結果伝票や、処方箋を再利用している、

場合もありました。本来シュレッダーすべき個人情報が、

院外に持ち出される、恐れがあります。紙の再利用は、環境対策や経費削減としては、

良い取り組みではありますが、今、一度合わせて、何の紙を再利用するのかを、

決めておくことが重要です。

9.シュレッダー

「シュレッダー」の画像検索結果

病院内で時にシュレッダーを見に行くと、途中で処理が止まったままシュレッダーに、

患者さんの、個人情報が記載された書類が突き刺さっていたことがあります。

シュレッダーの紙くずが一杯のため、処理が途中で止まってしまったわけです。

シュレッダーにかける際は、処理が終わるまで見届ける必要があります。

また、紙くずがいっぱいの状況にさせないことも重要です。

シュレッダーの紙くず廃棄方法を、誰でも行えるようにしておき、

いつ誰が処分するかを、決めておく必要があります。

10.書類棚

書類棚に、患者の個人情報を保管している病院が多いです。

保管すること自体に問題ありません。

しかし、個人情報が保管されていることを、部外者に分からないようにする工夫が必要です。

カルテを盗もうとするような悪意を持った人を、想定した対策も重要です。

例えば、書類棚の扉に薄いフィルムを張って、棚に何が入っているのか、

分からないようにする方法が考えられます。鍵で、施錠することができれば完璧です。

また扉がない・設置できないのであれば、目隠しのためにカーテンを付ける

という手段も有効です。

11. 話し声

関連画像

病院内で、外まで届くような大きな声で、患者さんについて、

引き継ぎを行っている病院がある。引き継ぎ時間帯は、業務が集中し、人の出入りが多く、

器材の出し入れ等物音が発生するため、普段に比べて、

話し声が大きくなっているのではないかと注意されます。しかしながら、

病院内の外まで、届くような大きな声では、個人情報が漏れる恐れがあります。

病院内の中では、声の大きさにも注意を払いましょう。

12. 出入り口

意外と見落としがちなポイントが、病院内の出入り口付近です。

ある病院では、出入り口付近にナースコールの受話器と患者ネームの一覧表がありました。

驚いたのはネームの一覧表の下に、

「B 型肝炎」「C 型肝炎」の患者名が記載されていたことです。

職員の出入りが多いことから、病院内のドアは、開放されている場合が多いく、

患者の個人情報が見える恐れがあることを、再度認識することが重要である。

いかがでしょうか?12のチェック。少し長いブログになってしまいましたが、

病院内で、今一度確認してみて下さい。

関連書籍

医療・介護における個人情報保護Q&A 改正法の正しい理解と適切な判断のために

「知らなかった」はもう許されない 個人情報保護法○と×