こんにちは 荒蒔です。
毎日の業務 お疲れ様です。
これから、寒くなっていく時期ですよね。
また、看護師は、風邪にかかる患者さんが増えて、
院内のあちこちで、咳やくしゃみが聞こえる季節です。
マスクやうがい手洗いはしていても、この時期は、
風邪をひいてしまうことが多く、
不安な看護師さんもいると思います。
ここで、重要なのは「免疫力」。
そこで、本日は、風邪対策で必要な、
「免疫力」について、お話します。
感染対策には免疫力アップが必要です

看護師さんの中には、たくさんの患者さんと、接するお仕事です。
ですので、心配なことは、
「患者さんから風邪をもらってしまったかも……」
と思ってしまう方が、多いのではないでしょうか。
感染症を予防するためには、手洗いやうがい、消毒などといった、
基本的な対策はもちろん、自分の「免疫力」を高めておくのも大切です。
免疫機能がしっかりと働いていれば、ウイルスや、病原菌が、
体内に侵入するのを、防ぐことにつながります。
感染症に、かかりにくくなるのです。
看護師さんは、毎日のことなので、
免疫力をつけるよう、心がけましょう。
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免疫力の60~70%は腸にある

免疫は、私たちの体を、守ってくれる重要なものです。
免疫力が低下すると、感染症に、かかりやすくなるだけでなく、
悪化するリスクも、増えてしまいます。
例えば、ジカ熱そのもので、
健康な成人が死に至ることは、ほとんどありません。
また、基礎疾患があって、
免疫力が低下している場合には、死亡することもあります。
インフルエンザの場合でも、免疫力が低下している場合には、
症状が悪化したり、呼吸器などに、二次的な、細菌感染症を起こしやすく、
入院が必要となったり、死亡するリスクも、増加するというのです。
では、どのようにすれば免疫力を高めることができるのでしょうか。
そのポイントはまず、腸にあります。
私たちの食べ物を、消化・吸収し、排泄するのが腸です。
食べ物には、有害な病原菌や、ウイルスが、付着している危険性もあります。
そうした有害なものが、体の中に侵入することを防ぐため、
腸には、免疫力が、必要です。
免疫力の60~70%は腸にあるといわれているほどです。
つまり、腸内環境を良好に保つことで、
免疫力の低下を防ぐことができるのです。
腸内細菌のバランスを、整える、ヨーグルト、漬物、味噌といった発酵食品や、
食物繊維、オリゴ糖は、免疫を担当する細胞のバランスを、改善されます。
また、食物繊維をエサとして増える酪酸菌も、酪酸を生成して、
腸の粘膜を修復し、免疫機能を高めてくれます。
さらに、トマトやリンゴ、お茶などに含まれるポリフェノール類、
青背魚に多く含まれる、EPAなどのn-3系不飽和脂肪酸も、
炎症を抑えることなどで、腸における免疫力に、大きくかかわってきます。
これらの食べ物を取るように、腸内環境を整えましょう。
関連記事:R-1は風邪予防!?自分の相性の良いヨーグルトを探しましょう!?
免疫力を高める3つの方法

日々仕事で忙しく、夜勤などで、生活サイクルや食生活が、
乱れがちな看護師は、どうしても免疫力が、低下しやすい環境ですよね。
日頃から以下のようなことを心がけて、免疫力アップにつなげていきましょう。
質の良い睡眠をとる
睡眠不足は、免疫細胞の働きを、低下させることがわかっています。
夜勤前など、日中に、睡眠をとる必要があるときもなるべく、
良質な睡眠がとれるよう、環境を整えましょう。
昼寝や休憩中の仮眠など、短時間の睡眠でも、
免疫力向上に、役立つとされています。
関連記事:皆様!?良い睡眠をとりましょう
笑う
笑うことは、ストレスを解消し、免疫細胞の働きを、活性化させるという結果があります。
また、自律神経のバランスを整えることにも役立ちます。
お笑い番組を見たり、マンガを読んだりして、思いきり笑うことも、
免疫力アップに、効果あるとされています。
体温を高める
体温が1度下がると、免疫力は、約37%低下すると言われています。
身体を冷やさないようにするとともに、入浴や適度な運動などで、
36.5度以上の体温を保つように心がけましょう。
まとめ
いかがでしたか?
風邪をもらわないためには、
たしかに、自分の免疫力を高めておくのも大切です。
また、腸内環境を整えるのは、便秘解消だけじゃなく、
免疫力アップにもつながります。
朝食には、ヨーグルト食べるように、心がけていきましょう。
今年も、残り2か月!頑張って、乗り切りましょうね。