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こんにちは、荒蒔です。

毎日の業務・お仕事、お疲れさまです。

さぁ『キャリアアップに必要な資格~認定看護管理者編~』

を本日は、お送りいたします。これで、2つ目ですね。

新人の看護師さん、

または、看護師を目指している方は、頑張って下さい。

オススメ書籍

これからの保健医療福祉行政論 第2版

看護管理ファーストブック これから看護管理者になる人へ [ 太田加世 ] 

看護師さんによる、

キャリアアップに必要な資格~認定看護管理者編~

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『認定看護管理者』てなに?

『認定看護師』と『認定看護管理者』似たような名前ですよね。

全く違いますので、勉強していきましょう。

認定看護管理者の資格を取得する、

最大の目的は、

『病院の管理者や介護老人保健施設(老健)の管理者に、

              必要な知識を身に付けること』です。

具体的に言ってしまえば、

病院の副院長や看護部長や、

老健の副施設長を目指す人向けの資格といえます。

病院の院長も老健の施設長も、原則、医師しか就任できないので、

副院長と副施設長は、看護職の頂点といえます。

認定看護管理者の資格を取得するには、

1)5年以上の実践経験

2)510時間以上の認定看護管理者教育の修了

 または、大学院で看護管理の単位を取得して修士号の取得

3)認定看護管理者認定審査の合格

という3つの壁を、クリアしなければなりません。

認定看護管理者の役割

認定看護管理者の役割は4つ示されています。

1.保健・医療・福祉の「政策」「組織管理」「経営」

  を身に付けて、サービス向上策の検討とその実行

2.看護師の教育体制と人材育成の確立

3.ワークライフバランスの推進

4.医療事故の防止、安全管理の推進

この役割の中で、看護師が最も扱いにくいのは、「政策」と「経営」です。

そしてこの観点は、専門看護師にも、認定看護師にも登場しません。

しかし、病院の副院長や、老健の副施設長レベルになると、

政府や厚生労働省の動向に、敏感にならなければなりません。

また、診療報酬や介護報酬といった「おカネ」についても、

シビアな感覚を持ち合わせないといけません。

当然のことながら、「510時間以上の認定看護管理者教育」でも、

「政策」と「経営」についてはかなりの時間が割かれています。

「保健医療福祉政策論」は30時間あります。

国内の政策だけでなく、

WHOの活動とヘルスケア政策」や「世界の医療・看護の動向」など、

他国との比較論も展開されています。

同じく、30時間の「保険医療福祉組織論」では、「マーケティング」が出てきます。

マーケティングは、医療を離れた、

一般的な経済学分野でも、一大テーマになっています。

さらに「ヘルスケアサービスのビジネスの動き」といったテーマもあり、

ビジネス感覚を養う講義が展開されます。

そして「経営管理論」は、60時間もあります。

カリキュラム全体が、

510時間以上ですので、その1割以上を使って「経営」を学ばされるのです。

カリキュラムの内容は、こちらを御覧ください。

「認定看護管理者カリキュラム基準(サードレベル)」(日本看護協会)

経営管理論の中とは?

経営管理論の中には、

「経済学が追及するもの」「医療施設の経済的問題」などがあり、

ほとんど「日本経済新聞の世界」のようです。

さらに「看護の生産性」や「原価の基礎的概念」というテーマもあります。

つまり「1人のスタッフがいくら稼ぐのか」や「コスト意識を高めよう」といった、

内容にまで踏み込むのです。

従来の看護部長の役割は、看護業務全般の責任者でした。

しかし、認定看護管理者の資格者には、

看護業務全般の責任に加え、経営責任も求められるということです。

いかがでしたか?今まで、『専門看護師』や『認定看護師』と違い、

政策を打ち出し、経営のことまで考えなくてはならない資格

という事がわかりました。

病院看護管理者の6つの能力

病院看護管理者の6つの能力が問われます。

この6つの能力は、病院看護管理者が、看護管理を実践する際に、

必要となるあらゆる能力のうち、地域まで、視野を広げた看護管理を行い、

今後とも、時代にあった、対応するための必要な能力です。

それでは、どのような能力か見ていきましょう。

危機管理能力: 予測されるリスクを回避し、安全を確保するとともに、

        危機的状況に陥った際に影響を最小限に抑える力

政策立案能力:看護の質向上のために制度・政策の活用及び立案する力

創造する能力:幅広い視野から組織の方向性を見出し、

       これまでにない新たなものを創り出そうと挑戦する力

組織管理能力:組織の方針を実現するために資源を活用し、看護組織をつくる力

質管理能力: 患者の生命と生活、尊厳を尊重し、看護の質を組織として保証する力

人材育成能力:将来を見据えて看護人材を組織的に育成、支援する力

この6つの能力は、どれか欠けていてはなりません。

しっかりと、心に刻み、医療現場で活用していきましょう。

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