こんにちは 荒蒔です。
毎日の業務 お疲れ様です。
看護師さんは、常に、命と向き合う職業です。
判断ミスで、患者さんが、
生命の危機になった、経験があると思います。
そこで、失敗を恐れて、
何もできなくなる、看護師さんも、多いと思います。
でも、失敗を、必ず報告しなくてはいけません。
そこで、本日は、ミスした時の、対処法についてお話します。
看護師さんの失敗が怖い時の考え方
新人看護師さんで、
「ミスをして怒られて辛い」 「この先が不安」 「ミスが多くてもう辞めたい」・・・
今、思っている新人看護師さんが、多いんでは、ありませんか?
退職や転職を選ぶことも、もちろん、選択肢としてあって当然です。
まず冷静になって、以下のことを、一つずつ考えてみましょう。
目次
ミスは誰でも起こす

どんなに気をつけていようと、
立場が上の人であろうと、ミスは誰でも起こします。
ドクターXで、「私、失敗しないので」
見たいなことは、絶対ありません(笑)。
あれは、ドラマです。
そうです。完璧な人間なんていないのです。
今いる、会社の上司や同僚、友達でもいいです。聞いてみてください。
「ミスをしたことはありますか?」と。
100%「ミスをしたことない」という人はいません。
ミスをしてしまって、ヘコんでしまうのは、普通の人の心理です。
むしろへこまない方が、おかしいと断言できます。
ミスをしたことから逃げても、
どこに行ったって、何をしたって、結局ミスをします。
私もそうです。看護師ではないのですが、ミスしまくりです。
完璧になるまで、5年以上かかりました。
こんな自分でも、ミスしますので、
新人看護師さんは、自信を持って下さいね。
ミス=自分のできないことと受け入れ なぜ、ミスをしてしまったのか
を冷静に考えてみましょう。
できなかったことが、できるようになれば、自分の成長に繋げられます。
信頼できる人に相談する

どうしても立ち直れない、気持ちが沈んでしまって、
どうしようもない人は、会社内で信頼できる人に、相談してみましょう。
会社内ではなくても、友達でも良いです。
ミスの内容によっては、相手を選ぶ必要があります。
また、同期同士で、愚痴り合ってもいいんです。
昔、私も、よくやっていました(笑)。
もちろん、どうしたら、ミスを無くせるかと相談することが、
第一にはなりますが、一人で抱え込まずに、発散させることが大事です。
仕事でミスしてクビになることはある?

「仕事で、ミスをしてしまった・・・クビになるんではないか?」
と不安を抱えてしまった事、ありませんか?
結論から言いますと、クビにはなりません。
そこで、どんなことをしたらクビになるのか、
ならないのかについて、解説していきます。
まずクビになることはない
「お前はクビだ!明日からくるな!」
こんな言葉が飛び交っていた一昔前です。
現在では、 たとえ、どんなミスをしても、まずクビになることはありません。
【労働契約法第十六条】
解雇は、客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当であると、認められない場合は、その権利を濫用したものとして、無効とする。
「労働契約法第十六条」によれば、ミスをしたことによって、
解雇をすることは、できないことになっています。
なぜなら、ミスをしたのは、社員の能力が低いことであって、
社員教育にも、問題があると、考えられるためです。
クビにならないとは分かっても、ミスによっては、
職場に居づらくなったり、自主、退職に追い込まれたりと、いった場合があります。
クビになるケース
上記でクビになることはまずないと解説しましたが、クビになるケースもあります。
クビになるのは以下2つのケースです。
◎ミスをわざと行う ◎犯罪を犯す
ミスをしたことで、クビになることはないですが、
ミスをわざと行った場合は、クビになる場合があります。
それは、さすがに、皆さん、ご理解してると思います。
◎ミスをしたことで上司にきつく怒られ、その腹いせにさらにミスを重ねる ◎大きなミスをしたのに誰にも報告せず隠蔽して、あとからそれがバレた
また、会社とは関係なく、犯罪行為を行った場合も、クビになります。
芸能人による覚醒剤使用など、犯罪を犯したことによって、
解雇されている場合があります。
仕事でミスをした時の謝罪方法

仕事で、ミスをしたならば、謝罪をするのは当然のことです。
しかし、どのように謝罪をしたら良いのか、分からない場合もありますよね。
スムーズに、ミスを謝罪するための言い方や、手段について解説します。
基本は直接謝罪する
どんなミスでも、ミスをした場合、
とにかく、直属の上司に、直接報告し謝罪しましょう。
取引先に、ミスの謝罪をする際も、直接行うようにし、
遠方にいる場合は、電話で謝罪しましょう。
メールは、謝罪の気持ちを全面に出すことが難しいので、直接、謝罪したあとか、
電話で、謝罪をしたあとに、送りましょう。
誠意を伝える
謝罪をする際は、誠意を伝えることが、肝心です。
相手が、ただ単に謝っているだけだな、と感じさせてしまわないように、
◎なぜ、ミスが起きたのか ◎今後どのような対策をしていくのか
などを丁寧に伝えましょう。
また、相手の気持ちに、
寄り添い、共感することも大切です。
以下の順番に謝罪を行うようにしましょう。
1.お詫びの言葉を述べる 2.相手の気持ちに寄り添い共感をする 3.ミスの原因は自分にあることを伝える 4.今後の対策を話す
また、直接謝罪する場合でも、電話でも、言い方や表情に気をつけるようにしましょう。
淡々と話すのではなく、「申し訳ない」という気持ちを、
全面に、押し出すように、言うのがポイントです。
まとめ
いかがでしたか?
ミスをしない人は、この世にいません。
もし、ミスをした場合、きちんと報告いたしましょう。
わからなければ、必ず上司に、相談しましょうね。
報・連・相が大切です。
もし、できていない場合は、
あなたの現場で、必ず確認してください。
それでは、前向きに、頑張っていきましょう。