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こんにちは、荒蒔です。

病院に起こりうることとして、『院内感染』に、

医師や看護師さんは、常に気おつけています。

それでは、一般の私達(患者さん)は関係ないと思わないで下さい

病院関係者の方は、今、一度基本的なことかもしれませんが、

読み直していただければ、幸いです。

そもそも、院内感染とは、

感染症の見立てや治療以外の目的で来院された方に、

病院内で生じた感染症

「院内感染」あるいは「病院感染」と言います。

患者さんだけでなく、お見舞いの方、病院スタッフ、

病院に関わる業者の方なども対象になります。

感染症の種類や感染経路を問いませんので、

一例を挙げれば、ふだんから口腔内に持っている

菌(常在菌)が、免疫力低下時に、

感染症を起こしても院内感染になります

危険な病原菌の感染が、病院内で多発する事件が、

「院内感染」と思われているかもしれませんが、少し違います。

そのような、一定期間内に特定の地域・集団で予想されるより多く、

感染症が現れてする事を「アウトブレイク」といいます。

いずれにしろ、病院内で生じる感染症はなるべく減らし、

防止するに越した事はないのです。

それでは、院内感染を防ぐためには、

どのようにすればよろしいでしょうか?

それは、2つの事に、注意点が必要です。

1.標準防止策すべての対象について行う基本的な対策です。

湿性生体物質(血液、体液、汗を除く分泌物、排泄物)、

創のある皮膚、粘膜は、病原体の伝播の危険があると考えて、

それらに触れる確率がある時は手袋、マスク、ガウンなどを、

必要に応じて使用し、手洗い・手指消毒を励行します。

2.感染経路別予防策標準予防策を徹底した上で、

  各々の病原体の感染経路を遮断するための対策を追加しします。

接触感染予防では、その患者さんやその周囲の環境への接触に配慮し、

手袋などの防護具の使用、手洗いを行う他、

使用する器具やリネンの扱いにも配慮します。

飛沫感染防止では、飛沫の飛散を防ぐために、

マスクやカーテン等を活用します。

空気感染防止のためには個室(あれば陰圧室)に隔離し、

微粒子用マスクを用います。

隔離の考え方として、空気感染防止には個室隔離が必要ですが、

接触感染予防策、飛沫感染予防策の徹底のために、

隔離する事があります。

個室が使えないケースは、同じ疾患を整理て同室にする

コホーティング(医療施設内で感染性の高い微生物の感染症が、

多数発生した場合に、それ以上感染が広がらないように、

感染性微生物に感染、または保菌している患者を集めて、

まわりから区別すること)を行います。

反対に、免疫力低下の著しい患者さんは、

感染の機会を避けるために個室に入っていただく時があります。

はじめに、言いましたが、医師や看護師さんは、

常に感染対策に用心していますが、

患者さんご本人やご身内にも、気おつけていただきたい事があります。

一般的に言われている、帰宅時や排泄後、

食事前の手洗いやうがいの励行は感染対策上非常に大切です。

特に病院内では、手洗いの他に、

どこに耐性菌等が付着しているかもしれませんので、

知らない間に保菌者にならないよう手洗いは重要です。

私も、病院に納品終了後、最後に必ず手を洗います。

また、病棟内には病室、廊下等にも、

速乾性手指消毒薬のボトルがありますので、

患者さん、ご身内も利用しください。

血液、喀痰、便、尿などは感染の危険があると、

認識して適切に処理する、触れたら手を洗うという、

標準予防策の見方は、病院内だけでなく、

ご家庭でも実行するようにしましょう。

それ以外の感染経路別予防策については、

病室の移し変えや、出入り時の注意点など、

個別の状況にあわせて、病院関係のスタッフの方は、

ご説明のほどお願いいたします。

感冒症状のあるかたや、免疫力の弱い乳幼児は、

面会を控えるなどもご配慮いただく場合があります。

院内感染を防ぐために病院では、多様な取り組みを行っています。

病院スタッフ、患者さん、ご身内すべての協力により、

院内感染防止を目指しましょう。