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こんにちは、荒蒔です。

『抗菌薬』て、みなさんご存知ですか?

細菌を壊したり、増えるのを抑えたりする薬のことを指します。

その中でも微生物が作った化学物質を抗生物質、

抗生剤ということもあります。

細菌感染症の治療において、

病気にかかた患者さんのを改善するためには、

病原体も含めて的確に、感染症の見立てを行い、

適切な時期で、最も成果的な抗菌薬を与えるこが必要です。

抗菌薬を与えることにより、

患者さんの様子の改善を起案する事ができても、

薬剤耐性菌が生じてしたり、

抗菌薬の副作用が生じたりする事があります。

耐性菌や副作用のために、入院期間が延長すれば、

医療経済的にも必要経費が増加してしまいます。

多剤耐性菌が出現すれば、影響的な治療ができず、

患者さんに不安を与えてしまいます。

このため、抗菌薬の不可欠な病態か、どうかを見極め、

必要であれば最大限の治療影響を、

引き出すように使用するとともに、

患者に害を与えず、耐性菌を増やさない事が、

抗菌薬の適正使用で目指すところです。

具体的には、適切な抗菌薬を選択し、

適切な量を

適切な期間

適切な投与ルートで、薬を飲ませることが大切です。

抗菌薬を適正に使用するために、アメリカ感染症学会(IDSA)

およびアメリカ医療疫学学会(SHEA)から、

抗菌薬適正使用プログラムの実施についての、

ガイドラインが示されています。

ここには大切な事項とし、

て以下のようなものが挙げられています。

抗菌薬事前許可制や、フィードバックによる、

問題などに割り込むため、アミノグリコシドや、

バンコマイシンの薬物動態モニタリングと、

薬の量をすり合わせ、プログラム適切な内服抗菌薬使用を行い、

促進抗菌薬治療期間を短くするためのにも、

適切な微生物検査診断する、特別な患者さんへの、

抗菌薬適正使用プログラム など これらの中から、

医療機関の組織や状況に応じて、

可能な事から、開始出来ていく必要性があります。

わりと取り組みやすいものとしては、

院内採用抗菌薬の整備、感染対策担当の医者や薬剤師が、

感染症診療過程を参考にし改善点を伝える前向き観察と、

フィードバック、デ・エスカレーションなどを行い、

治療抗菌薬の最適化、ガイドラインや治療や、

検査の標準的な経過を説明を考え直すことがあります。

これらの活動は、感染症や感染制御、院内感染対策を専門に取り扱う、

医療業務を行う医師(ICD)や感染管理看護師(ICN)単独の力では、

手を焼くのが実のところです。

そのために、抗菌薬適正使用推進チームを、設置する

病院が増えてきました。

これは病院内の組織間の協力が必要であり、

管理者や各部門の長の理解と、協力がなくては成功しないといえます。

ASTは、感染症や感染対策を専門とする医師や、

感染管理看護師(ICN)もしくは感染対策の教育を受けた看護師、

感染症の教育を受けた薬剤師、細菌検査技師、院内・院外の感染症に、

関連する事務担当者からなる事が望ましいですが、

施設のスケールや事情、状況に応じてチームを構成し、

プログラムを実施していく必要があります。

抗菌薬適正使用推進チームは、病院内の番人ではないのです。

現場の協力が得られるよう、各部門とコミュニケーションをはかり、

皆さんで適正使用を進めていく、という目的を持ち、

行動していくことが、成功につながります。

抗菌薬適正使用の指標について 抗菌薬の適正使用推進活動は、

感染症診療において最大限の治療影響を引き出し、

患者さんに害を与えず、耐性菌を増やさない事が重要です。

そのためにも、それぞれの取り組みの成果を測定し、

評価する指標が必要となります。

この評価指標には、プロセス指標アウトカム指標があります。

プロセス指標とは、抗菌薬の使用量・投与期間などの処方パターンや、

血液培養のいくつかセット採取率が挙げられます。

とはいっても、

抗菌薬の適正使用=抗菌薬の使用量の縮小

ではないのです。

必要な抗菌薬を適切な量と期間、感染症を影響的に治療し、

患者さんに、薬を飲ませることが目的ですので、事例によっては、

抗菌薬の使用量が今までよりも増える、

もしくは減らないケースもありえます。

アウトカム指標は、現在まで医療機関における、

微生物の抗菌薬感受性率や、

必要経費が検討されてきました。

在院日数、薬剤副作用、腸炎生じて率や患者の予後を用いた、

評価も思いめぐらされています。

ただし、これらはほかの要因に影響される事例もあり、

評価が困難です。

標準化されたアウトカム指標は、確立されていないのが現況です。