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こんにちは、荒蒔です。

毎日の業務・お仕事、お疲れさまです。

さぁ『キャリアアップに必要な4つの資格~特定行為看護師編~

を本日は、お送りいたします。これで、ラストですね。

新人の看護師さん・または看護師を目指している方は、

頑張って下さい。よろしくお願いいたします。

『特定行為看護師』あまり、聞き慣れないですよね。

どうようなものなのか?一緒に勉強していきましょう。

特定行為看護師は、3つの資格と異なり、厚生労働省が直接指導しています。

これは在宅医療の推進を図るために設立された制度で、

1)医師または歯科医師の判断を待たずに、 

2)手順書通りに、

3)一定の診療の補助を行う、

看護師のことをいいます。

これを行うことを、「特定行為」と呼んでいます。

1つ1つ詳しく解説していきましょう。

判断と指示は法律上厳格に区別されている

1)医師または歯科医師の判断を待たずに

看護師であれば、この内容が持つ意味の、重大さは、十分理解できると思います。

そして、『それて、大丈夫なの?』という疑問を持つ方は多いはずです。

なぜなら保健師助産師看護師法において、

第三十七条 保健師、助産師、看護師又は准看護師は、主治の医師又は、

歯科医師の指示があつた場合を除くほか、診療機械を使用し、医薬品を授与し、

医薬品について指示をし、その他医師又は歯科医師が行うのでなければ、

衛生上危害を生ずるおそれのある行為をしてはならない」とあるからです。

看護師の看護業務は、すべて

医師または、歯科医師の指示に、従わなければならない」という意味です。

では、「医師または歯科医師の判断を待たずに特定行為」を行うことが、

違反しているのかというと、そうではありません。

ポイントは判断指示という2つの単語の使い分けです。

つまり、

「特定行為看護師は、医師の判断を待たずに特定行為を行ってもよい」

「特定行為看護師であっても、医師の指示を待たずに特定行為を行ってはだめ」

ということです。とても、判断し辛いですよね。

臨床の現場では、「医師の判断」も「医師の指示」もほぼ同じ意味ですが、

法律上は、厳格に区別されているのです。

ここは、重々気をつけて下さい。

また、

看護師の特定行為研修制度のポータルサイト

がございますので、こちらも、ご覧になってみてください。

 

特定行為看護師になるには、医師の手順書が必要

では、特定行為看護師になるには、

どのような研修や試験を、受けなければならないのでしょうか。

これが「専門看護師、認定看護師、認定看護管理者」と明確に異なる点なのですが、

特定行為看護師になるには、研修を受ける必要も試験に合格する必要もありません。

一般の看護師が行うことができます。『なんだって!?』て思う方も、多いかもしれません。

しかも、看護師に、特定行為をさせる病院などの医療機関の開設者は、

看護師が研修を受ける機会を確保するよう努める」だけでよく、

特定行為をする看護師も、「能力開発と能力向上に努める」だけでよいのです。

これを法律用語で、努力規定といい、

「できればやってほしいのですが、やったかどうかを、

厚生労働省の職員がチェックすることはありません」という意味になります。

それでは特定行為看護師は、看護師免許を持っていれば誰でも行えるのかというと、

そうではありません。それが手順書通りに行うということです。

看護師に特定行為をさせるには、医師が作成する手順書が必要で、

そこには次のことが記載されていなければなりません。

・看護師に診療の補助を行わせる患者の病状の範囲

・診療補助の内容

・対象となる患者

・特定行為を行うときの確認すべき事項

・医師または歯科医師との連絡体制

・特定行為を行ったとの医師または歯科医師への報告の方法

ポイントは病状の範囲です。

つまり、手順書を作成した医師の想定の範囲内の病状であれば、特定行為看護師は、

医師の判断を待たずに看護を継続できますが、想定の範囲外の病状にまで、

進んでしまったら、看護を中断し医師の指示または判断を待たなければなりません。

これが「特定行為看護師の裁量の限界」となります。

日本の医療費は、天文学的な金額にまで膨らみ、医療保険制度自体を、

ゆるがしかねない状況にまで追い込まれています。

「看護師の上の資格」は、こうした「おカネの問題」と無関係ではないのです。

医療費の拡大要因のひとつに人件費の拡大があり、

厚生労働省は、人件費カットに力を入れています。

もし看護師が医者の仕事の一部を担ってくれたら、

医師不足が少しでも、解消するのではないか」ということです。

医師の医療行為に対する診療報酬は、看護師の看護業務に対する診療報酬より、

格段に高いからです。医師の給料が看護師の給料より高いのはそのためです。

また、医師1人を育成するコストと、看護師1人を育成するコストも、格段に違います。

日本医師会などによりますと、1人の医師を養成するのに1億円かかると言われています。

日本の大学において、ほかの学部の新設が比較的簡単なのに、

医学部の新設はとても難しいのはそのためもあります。

こうしたコストのからみから見ても、看護師の上の資格は、

社会的な要請であることが分かります。

いかがでしたか?自分が目指す、看護師の資格を見つけることは、できましたでしょうか?

病院だけでなく、企業も人手不足に落ちいていますが、

めげずに、頑張っていきましょう。